9月20日 区民文教委員会

◆委員(井上ノエミ君) 
 今回の3件の陳情は、教員の職業選択の自由を奪うことにつながることから、みんなの党は反対をいたします。
 陳情第5号では、墨田区に対し公立学校の教職員の政治活動の制限を強化する意見書を国に出すように求めています。しかし、墨田区には法律を無視して政治活動を行った教職員の例はありません。したがって、意見書を提出する必要はないと考えます。
 陳情第6号では、平成15年の東京都教育委員会通達を遵守しない教職員に対し、担任をさせないなどの措置をすることを求めていますが、教員の思想信条に基づいてこうした措置をすること自体は過剰な処分であり、墨田区がそれを受け入れてはいけません。
 陳情第7号では、同通達を遵守しない教職員を処分するようにとの意見書を東京都に提出することを求めていますが、墨田区には通達に違反した教職員はいませんし、陳情で求めている処分内容自体が職業の選択の自由と思想信条の自由を制約するものであり、区として受け入れてはいけない内容になっています。

◆委員(井上ノエミ君) 
 栃木県は国際的に有名なジャズプレーヤーである渡辺貞夫さんを生み出した県で、その影響で鹿沼市にも幾つかのアマチュアジャズバンドがあり、ジャズの演奏を楽しんでいる人がたくさんいます。このたび墨田区と鹿沼市が友好関係を結ぶに当たって、鹿沼市にジャズが好きな人がたくさんいるという特性を生かし、本区で行われているジャズフェスティバルとのコラボレーションを図り、楽しいイベントを通じて交流してはいかがでしょうか。
 次に、「開発的学力向上プロジェクト」学習状況調査の結果について、この報告書から墨田区の子どもたちは、成績のよい子どもたちと成績の悪い子どもたちに大きく分かれています。子どもたちの成績が伸びない理由にはさまざまなものがあると思います。学習に集中できない家庭の事情を抱えている子どもたち、そして外国人の子どもたちなどがいます。私は子どもたちの学力を伸ばすための基本は国語にあると思います。国語の学力が伸びれば、ほかの学科の理解力も高まります。全体の科目を伸ばすには大変な努力が必要ですが、それを国語の学力向上に特化することで、学力を上げることができるのではないかと思います。まず、学力を高める努力を優先させるべきだと思います。

◎文化振興課長(渡辺一夫君) 
 1点目の鹿沼市との友好交流に関連しまして、ジャズの交流をというお話でございます。
 墨田区のジャズフェスティバルも民間主導のイベントでございまして、年々、盛んになってございます。今回の鹿沼市と墨田区との友好協定は包括協定ということで、さまざまな分野もございますけれども、その中でも文化というのは一つの大きな柱でございます。今まで文化面での墨田区と鹿沼市との交流は余り例がございませんが、今回、ジャズということを切り口に民間同士の交流が図れればいいかなと思っておりますので、一つの提案といたしまして、今後、鹿沼市との交流を進める中で検討してまいりたいと考えております。

◎すみだ教育研究所長(渡部和美君) 
 国語力を上げるということは、本区の課題であります書く力、読む力を上げていくということです。今回ご報告させていただきましたように、書く力、読む力を上げる取組などをまとめさせていただいております。これらのことにつきましては、校長会等を通じまして、各学校にその取組を更に強化していくように伝え、言語力の向上を図っていきたいと考えております